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iPad mini好きがiPad Pro M4 11インチに乗り換えたワケ

iPad mini 6をこよなく愛した筆者が、なぜiPad Pro M4 11インチに乗り換えたのかを正直にレビュー。決め手は「薄さ」と「11インチという絶妙なサイズ感」だった。

iPad mini好きがiPad Pro M4 11インチに乗り換えたワケ

結論

iPad mini 6は「とりあえず持っていける最高の相棒」だったが、クリエイティブな作業には画面が小さすぎた。iPad Pro M4 11インチは、miniほどの軽快さはないものの、薄さからくる「軽さの感覚」と11インチという絶妙なサイズ感が、常に持ち歩ける一台として十分に機能している。mini好きでも、一度使うと戻れなくなる。

これまで使ってきたiPad

これまでiPad Air、iPad(第10世代)、iPad mini 6と、複数のiPadを渡り歩いてきた。そのなかで最も気に入っていたのが、iPad mini 6だ。片手で持てるサイズ感、どこへでもついてくる気軽さ、子どもにゲームをさせるときの絶妙な手頃さ。「タブレットって結局これでよくないか」と思っていた。

ところが、ちょっとした文章を書いたり、資料を広げて仕事をしようとすると、miniの画面は明らかに狭い。メディア消費には最高だが、アウトプットには向いていない。その限界を感じはじめたとき、次のiPadを真剣に考えることにした。

iPad miniの何が好きだったか

iPad mini 6の最大の魅力は、「とりあえず持っていこう」と思えることだった。カバンに入れても邪魔にならないし、ソファで寝転んで片手で持てる。子どもが暇をもてあましているときにサッと渡せる。YouTubeを見るにも、漫画を読むにも、ちょうどいい。

一方でiPad Airや第10世代のiPadは、サイズが大きくなるぶん「ちゃんと使う」ときは便利だが、気軽に持ち出す気になれなかった。miniはその逆で、常に手元にある安心感があった。

なぜiPad Pro M4を選んだか

クリエイティブな作業に使える、かつ持ち歩けるタブレットが欲しいと考えたとき、iPad Proが候補に上がった。決め手になったのは、意外にも「薄さ」だった。

スペックや画面の美しさ以上に、手に持ったときの印象が違う。5.3mmという薄さは、見た目だけでなく、手に持ったときの感覚として「軽い」と感じさせてくれる。実際の重量は446gと数字だけ見れば重い部類に入るが、薄いものは軽く感じる、というのは実際に手にしてみると納得感があった。

11インチか13インチか

購入前にもっとも迷ったのがサイズだ。仕事にも使おうと考えていたので、13インチのほうが作業スペースは広い。画面が大きければ資料を並べて見比べたり、文字入力もしやすい。

しかし、常に持ち歩きたいという条件を考えると、13インチは少し大きすぎると感じた。miniを手放せなかった理由が「気軽に持てること」だったとすれば、その感覚を少しでも残したかった。11インチはB5ノートに近いサイズ感で、カバンに入れても圧迫感がない。「常に持っておきたい」という基準で選ぶなら、11インチが正解だった。

Magic Keyboardは買わなかった

iPad Pro用のMagic Keyboardは非常に完成度が高い。アルミ素材のボディ、ファンクションキー列の追加、トラックパッドの使い心地。どれも魅力的だが、結論として購入しなかった。

理由はシンプルで、キーボードが必要な作業はMacBookかBluetoothキーボードで十分間に合うからだ。iPad Proにキーボードを組み合わせると総重量は1kg超になり、持ち運びやすさという最大のメリットが薄れてしまう。文字をしっかり打つ日はMacBookを持ち出せばいい、というスタンスのほうが自分には合っていた。

メルカリで中古を買うという選択

新品だとCellularモデル256GBで20万円前後するiPad Pro M4。さすがに躊躇したが、メルカリで中古の備品を探したところ、相場より20%ほど安く入手できた。状態の良いものを選べば実用上の問題はなく、コストパフォーマンスの面では中古購入はかなり有効な選択肢だと感じた。

実際に使ってみて

仕事ではメールとSlackのチェック、ドキュメントを開いて確認する用途がメインだ。外出先でMacBookを出すほどでもない場面で、iPad Proがその役割をうまく担ってくれている。

プライベートではYouTubeの視聴やジャンプ+での漫画購読。画面が大きくなった恩恵がストレートに感じられる場面で、miniでは少し窮屈だったコンテンツ体験が快適になった。

Amazon Prime VideoをiPad Pro M4 11インチで視聴している様子

ゲームでは「ゼンレスゾーンゼロ」をプレイしているが、M4チップの処理能力のおかげでぬるぬるサクサク動く。グラフィックが重いゲームでも引っかかりを感じないのは素直に気持ちいい。

そしてもっとも感動したのが、マルチタスクだ。複数のウィンドウを並べて切り替えながら使えること、これがminiではできなかった体験として大きかった。資料を見ながらメモを取る、SlackとメールをiPad1台で行き来するといった使い方が、11インチというサイズとiPadOSのマルチウィンドウ機能によって快適にこなせるようになった。

こんな人におすすめ/向かない人

  • おすすめ:iPad miniを愛用していたが作業効率に物足りなさを感じている人、コンテンツ消費もしつつ仕事や趣味の作業にも使いたい人、常に持ち歩けるタブレットを求めている人
  • 向かない:文字入力がメインでMagic Keyboardとセットで使いたい人(13インチのほうが作業スペースが広い)、予算を抑えたい人(iPad AirやiPad miniで十分な場合も多い)

まとめ

iPad mini 6は、気軽に持ち出せる点で今でも最高のタブレットだと思っている。ただ、作業に使いたいという欲求が出てきたとき、そのサイズが制約になった。iPad Pro M4 11インチは、miniの気軽さを完全には再現できないが、薄さがもたらす軽い感覚と11インチの絶妙なサイズ感が、持ち歩き前提の一台として十分に成立している。メルカリ中古で賢く入手すれば、価格の壁も越えやすい。mini好きにこそ、一度手に取ってみてほしい一台だ。